JMoFについて

JMoF実行委員会は擬人化した動物――ケモノに関するコンベンションやメディアを運営する団体です。

Japan Meeting of Furries(JMoF)は、日本初のケモノコンベンションとして2013年に滋賀県彦根市で第1回が開催されました。その後、会場を愛知県豊橋市に移し、2023年には1,423名の参加者が国内外から集まる規模になりました。

前回のJMoFは過去最長の4日間開催としましたが、今回は暦の都合により3日間の開催となります。その代わりに、これまで多くあった制限はほぼなくなり、ファーリー・コンベンションとしての機能が戻ってきたと言えるでしょう。

私たちはケモノを通した自己表現や交流によって共感を生み出しています。ケモノ文化はそうした共感によって多様化し、発展してきました。このような共感は国内のみならず、ファーリーファンダムというケモノと関係の深い文化にも波及しており、海外の文化を知るきっかけにもなっています。そして、コンベンションを通して築いてきた地域社会とのつながりやケモノに対する理解は、拠り所のなかった私たちに居場所と安心感を与えてくれています。

新たなスタートとなるJMoF 2024には「Ghostbusters」というテーマを設けました。コンベンションテーマの解釈の仕方は参加者の皆様の想像力と遊び心にお任せいたします。JMoFをより笑って楽しむためにぜひ活用してください。

JMoFというコンベンションが、皆さんにとって前を向くきっかけになれば幸いです。そしてその目線の先に、陽の当たる道の真ん中をケモノとともに堂々と歩けるような世界を作っていけたらと思います。

最後に、JMoFには「笑い」・「種まき」・「伝承」という創設以来大切にしている考えがあります。笑いを通して現在を育み、ケモノ文化の過去を今に伝え、そして可能性に溢れた未来へと繋いでいくことが当会の理念です。

JMoFはケモノに興味のある方なら誰でも参加できます。多くの方々のご来場を心よりお待ちしています。

JMoF実行委員会代表 さとみ

JMoF実行委員会は、3つのミッション:「ケモノ文化の発展を促す」、「海外と日本の方々が交流する窓となる」、「社会とケモノ文化につながりを作る」を実現するために、現在は下記の活動を展開しています。

Japan Meeting of Furries(JMoF)

ケモノに主眼を置いたコンベンション(さまざまなジャンルの企画が同時に、複数日にわたって進行するイベント)です。日本全国や海外に散らばる、ケモノが好きな方々・興味をお持ちの方々が、実際に対面して交流する場がここにあります。第1回は滋賀県・彦根で、第2回以降は愛知県・豊橋で開催しています。

絵、着ぐるみ、写真、音楽、演劇、パフォーマンス、文芸など、ケモノを通じてさまざまな文化が混ざり合い、新しい出会いや喜びといった共感が波及していくことを期待しています。また、チャリティーや地元企業とのタイアップを通じて開催地の地域社会に貢献するとともに、地域の方々との交流の機会も設けています。

次回開催

JMoF 2024 ゴーストバスターズ:2024年1月5日(金)~7日(日)
ロワジールホテル豊橋(愛知県・豊橋)

前回開催

JMoF 2023 バック・トゥ・ザ・JMoF:2023年1月5日(木)~8日(日)
ロワジールホテル豊橋(愛知県・豊橋)

VR JMoF

VR JMoFは、VR(人工現実)と呼ばれている場所で開催するオンラインコンベンションです。JMoF 2020でのコンベンション内企画で初めて実施し、以降、VRChat上で行っています。VRという新たな創作・交流のプラットフォームにおいて、ケモノを通じた文化交流の場を提供することにより、ひいては3DCG/ICTの分野やその周辺分野の発展に寄与することを目的としています。

前回開催

VR JMoF 2023:2023年1月5日(木)~8日(日)
VRChat、NeosVR(オンライン)

JMoF Channel

JMoF Channelは、ブログやYouTube動画を通じてJMoFスタッフが情報を発信していく“ゆるメディア”です。ケモノのコンテンツに触れたコラムや、SNSを利用したちょっとした企画などをお送りします(JMoFのコンベンションに参加するために必要な情報が発信されることは特にありません!)。ちょっぴり真面目で、だいたい不真面目な、そんな記事をお楽しみいただければ幸いです。